イモビライザーキーの登録・スペアキー作成について
イモビライザーキーのスペアキー作成
イモビライザーキーの簡単な見分け方
自動車のイモビライザーキーを追加で作成、スペアキーを作成するときの注意点をご紹介します。
よくホームセンターなどで簡単に作成してくれる、金属製のカギではエンジンが始動しないということを理解していただくことがすごく重要です。
イモビライザー装備の車両の鍵は、その車両のコンピューターに登録済のトランスポンダーが入った専用のイモビライザーキーでないと動作しません。
このようなランプがパネル内で点滅しているとイモビライザー装備です。
イモビライザーキーの作成事例
例えばトヨタ 130系マークX
純正リモコンキー(マスターキー) イモビライザーのトランスポンダーがある トランクボタン付きの3ボタンです。
通常の合鍵ではエンジンが始動しません。
車両に登録されたトランスポンダーが入ったイモビライザーキーを作成します。
このチップが入ったイモビライザーキーでエンジンが始動します。
リモコンが必要な場合は純正のリモコンキーを登録するか、純正同等品のトランスポンダー入りリモコンキーで登録することも可能です。
イモビライザーのスペアキーの作成方法
イモビライザーキーの作成は大きく分けて2通りあります。
1つは、車両に直接登録する方法です。もう1つはクローンキーと呼ばれる方法です。
車両に登録する方法 |
車両のコンピューターにテスターと呼ばれる機材で、トランスポンダーチップの情報を書き込みます。現在使用しているイモビライザーキーとは別のIDを持ったイモビライザーキーを作成することができます。 純正のイモビライザーキーを追加する場合はこの方法で登録されます。 ただし、トヨタ車はマスターキーがある場合のみ登録ができます。 サブキーしかない場合は登録することができません。当店では、こういったケースでも車両のコンピューターをリセットして新しいマスターキーを登録し直すことも可能です。 |
クローンキーを作成する方法 |
車両のコンピューターにはアクセスしない方法で、比較的簡単に作成することができます。 現在使用しているイモビライザーキーのトランスポンダーのデータを、クローン生成専用の機械で読み取ります。 全く同じデータをコピーしてトランスポンダーチップを作製していきます。 新しく生成されたクローンキーは同じデータなので、車両側のコンピューターは元々使用していたイモビライザーキーと同じイモビライザーキーだと判別します。 テスターでの追加登録が難しかったり、登録する方法が複雑である場合、この方法でスペアキーを作成することもあります。 トヨタ車でサブキーしかない場合、追加登録が出来ないので、こういった方法で作成することもあります。 |
イモビライザーキーの登録
イモビライザーの登録には専用の機材が必要
イモビライザーキーを車両にとうろくするにはどうしたらよいのでしょうか?
各メーカー、車種、年式によって様々な方法で登録します。
一般的には、専用の登録機を使用して作業することがほとんどですが、中にはリモコン登録のようにオンボードでできるものもあります。
セキュリテーという意味でも、登録自体複雑なものもあり、専用のセキュリティコード・暗証番号が必要な車両もあります。
ご自身でするには難しい場合があるので、ディーラーや作業可能な車屋さん、鍵屋さんに依頼するのが良いかもしれません。
トヨタ車の場合 マスターキーとサブキーがあり、マスターキーがないと追加で登録できないので注意が必要です。
日産車、スズキ車などは車両に登録されているイモビライザーキーのデータを一旦全部消去して新たに登録しなおすので、すでに登録されているすべてのイモビライザーキーを用意しないといけません。これも注意が必要です。